弊社会員様からのご相談で、次のようなものがありました。皆様はどのように目標を立て、どのようにそれを達成されているか、またぜひ教えてくださいね!

会員様

新年度を迎えるにあたり、今期も売上増を目指す目標を立てましたが、目標未達の年度が続いています。確実に目標を達成するためには、どのような取り組みを行えば良いでしょうか?

事務助

目標を掲げたとしても達成できないことが続いてしまうと、組織やチームの士気も下がり、ますます目標から遠ざかってしまう悪循環に陥ってしまいます。
そこで参考にしたいのが「スモールステップ」の実践です!

目標を細分化して達成を目指す

スモールステップとは、アメリカの心理学者バラス・スキナーが提唱した「プログラム学習の5原則」の中のひとつです。この手法は、目標を達成するまでの過程を短く区切り、簡単に達成できる小さな目標をクリアしていくことで、最終的な目標に確実に近づいていくことを目指すという考え方です。

例えば、「年間売上5,000万円達成」という目標を掲げた場合、年間5,000万円を1カ月ごとに分け、余裕をもって「月間売上500万円」に設定します。

次に、玄関売上目標を達成するために必要なタスクを洗い出します。その際には、「新規顧客候補を毎月50件リストアップする」「営業メールを1日10件送る」「市場調査を1日30分行う」など、具体的な数字を設定すると良いでしょう。

このように、細分化した目標をクリアしていくことで、中・長期的な目標を達成する可能性が高まります。

モチベーションアップに繋がる

また、スモールステップのメリットとして、メンバーや社員等(もちろん自身もですね!)のモチベーションを維持しやすいことが挙げられます。中・長期的な目標となると、時には達成不可能な大きな壁のように感じることもあるでしょう。しかし、細分化した小さな目標であれば達成できることが増え、その成功体験の繰り返しがモチベーションの向上に繋がることが期待されます。

生き生きと働き、結果的に最終目標を達成できるようになることがスモールステップの理想的な姿と言えます。目指すゴールに対する逆算志向をもとに、チームをまとめてみてはいかがでしょうか。

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