どんな事業も一人では実現できません。ゼロから始めて大きな事業に育てるまで、いかに周りを巻き込んでいくのかが重要になると言われています。
そのためには、新しい取り組みについて外部の協力者にしっかり説明して興味をもってもらうことから始まり納得、行動してもらう必要があります。
そこでポイントとなるのがWhat(何を)Why(なぜ)How(どうやって)の3つです。
この3つの要素を、”結論→なぜならば”の順で伝えることが相手を動かす説明の極意と言えると考えられています。
本来はWhy→What→Howの順に抽象的なものから具体的なものへ説明を移行していくのが一般的でありますが、抽象的な話は聞く側からすると頭に残りにくいというデメリットがあります。そのため、まずは結論(What)を伝え、どうして?と思わせてから、なぜならば(Why)で話を進めてみましょう。
何を(What)は実現したい事業、解決したい課題などの取り組みの具体的な例のことです。
しかし、いきなり結論めいた話を聞かされても相手も戸惑ってしまうので、なぜ(Why)である検討の背景や根拠、進捗なども含めて説明し、「こういう背景があるので重要なのだ」を事業の有用性を伝えます。その上でどうやって(How)進めていくかという具体的なアクションや現在の進捗、力を借りたい部分を伝え、実現性や確実性を理解してもらえれば「なるほど!」というリアクションが得られると考えられます。
なるべく多くの賛同者や協力者を得て進めていけるよう工夫してみてくださいね!